SEAnews 2010-04-14 ArtNo.43300

【ニューデリー】情報技術(IT)／テレコム／銀行／保健の4業種だけで来年3月末までに50万件以上の新規就業機会を創出する見通しだ。
エコノミック・タイムズが4月12日報じたところによると、国際コンサルティング会社の専門アナリストらは、2010－11会計年度には様々な業種の様々な職種や階層において大量の就業機会が創出されると予想している。
人材斡旋会社Kelly ServicesのKamal Karanth重役(MD)はPTI通信に「銀行、テレコム、ITは、雇用活動の面でトップ3業種に数えられ、かなりのボリュームの就業機会が創出される」と語った。Ernst & Young(E&Y)とKelly Servicesは共にテレコム部門で創出される新規就業機会を10万件以上と予想した。Kelly Servicesによると、保健部門は約25万人分、銀行部門は4万人分の就業機会が見込める。E&YのN S Rajan主任によると、積極的な雇用活動が見込まれるこの他の業種には製薬、FMCG、教育が挙げられ、これらの部門は現在人材不足に直面している。
人材会社TeamLeaseのRajesh AR副社長によると、不動産、小売り、製造業領域の求人も旺盛で、自動車産業を含む製造業部門では250万人分の就業機会が創出される。
人材資源会社KenexaのRay Pereira部長によると、保健、ホスピタリティー、観光、不動産領域では大量の新規雇用が見込まれる。この他、製造、教育、コンサルティング・サービスの雇用活動活発化が見込まれる。
Kelly Servicesによると、求職者にとって、サービス、行政、教育、鉱業、建設、金融、保険、不動産、卸／小売り等の領域の今会計年度の就業環境は最良と言う。