SEAnews 2010-04-14 ArtNo.43297

【博鰲】インド最大の民間電話会社Bharti Airtel Ltd(BAL)は第三世代(3G)移動体通信ネットワークを構築する際に、既存の設備納入業者と提携する。BALのRajan Bharti Mittal専務取締役(MD)は、3Ｇパートナーとしてスウェーデン企業EricssonとNokia Siemens Networks2社の名を挙げた。
ビジネス・スタンダードとエコノミック・タイムズが4月10／11日報じたところによると、中国海南省博鰲で開催されたボアオ・アジア・フォーラムに出席した際、同地でロイター通信のインタビューに応じたミタル氏は以上の消息を語った。4月9日から開始された3Ｇ周波数域入札を通じ、少なからぬ企業がライセンスを取得、それぞれ地域や全国をカバーする3Ｇネットワークを構築するため、間もなく数十億、数百億ドルの投資ラッシュが生じる見通しだ。
ミタル氏によると、クウェートのテレコム企業Zainから買い取る後者のアフリカ資産に関して最早さしたる困難は存在しない。取引は順調に進捗する見通しで、同買収が完了すればBALは全世界のテレコム企業中5指に数えられるようになると言う。