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2010-04-14 ArtNo.43296
◆Nokia Siemens、チェンナイ工場に3G製造設備増設
【チェンナイ】Nokia Siemens Networks (NSN)は4月10日、タミールナド州Chennai市Sriperumbudurの8万4000平方フィートの工場に第三世代(3G)通信インフラ・ハードウェアの製造施設を増設する工事に着手した。同施設では当面無線周波数モジュールとシステム・モジュールが製造される。
ファイナンシャル・エクスプレスとヒンドゥ・ビジネス・ラインが4月11日伝えたところによると、3G周波数域入札に合わせて拡張工事が開始された同工場のキャパシティーは今年下半期末までに3倍に拡大される。
2008年10月に操業を開始した同工場では、これまでに220クロー(US$4943万)が2Gハードウェア製造施設に投じられており、3G装置製造施設には105クロー(US$2359万)が追加投資される。同社は2008年当時、同工場に300クロー(US$6741万)を投資すると発表していた。
2010年下半期からはトランスポート・モジュールと次世代マイクロ波ラジオの製造も開始する。第4世(4G)代あるいは3.9世代(3.9G)技術と称されるLTE(Long Term Evolution)対応の製品も製造される。半導体とサーキット・ボードを輸入する以外、他の原材料はインド国内で調達する。これにはコンプレックス・アルミ・ダイカスト製品も含まれる。3G装置製造スタッフの数は2010年第3四半期までに当初の75人から210人に増員される。チェンナイ工場の従業員総数は300人を超える。
NSNのHerbert Merz主任(head of operations)によると、製品はインド国内市場と海外市場双方の需要に応じるが、国内市場に照準を合わせる。
NSNはこれまでにインド・テレコム企業10社のネットワークを構築、内8社のネットワークの管理も引き受けている。NSNはチェンナイ以外にコルカタとポルトガルに大規模な製造センターを有し、カルナタカ州Bangaloreには研究開発(R&D)センターも設けている。インドにおけるスタッフは総勢1万3000人で、これまでに3G関連のインド人技術者3200人を養成したと言う。
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