SEAnews 2010-03-31 ArtNo.43245

【ムンバイ】Tata Motors Ltd(TML)は、Telco Construction Equipment Company (Telcon)の約20％の権益をおよそ2億2000万米ドルで日立建機に売却する。これにより日立建機はTelconの支配権益を握ることになる。
デカン・ヘラルドとビジネス・スタンダードが3月25／26日報じたところによると、掘削機、ショベル・カー、ダンプカー等の建設／鉱山用機械のサプライを手がけるTelconに、TMLは60％、日立建機は40％、それぞれ出資している。TMLと日立建機の交渉はほぼ合意に達しており、30日以内に正式契約が結ばれるものと見られる。
TMLのC Ramakrishnan財務担当重役(CFO)は最近、4：1の負債／自己資本比率を1：1に改善することを目指していると述べており、Telconの一部持ち分売却もこうした努力の一環と見られる。
昨会計年度のTelconの建機販売台数は前年の7698台から5194台に33％、売上額は同2735クロー(US$5.93億)から2143クロー(US$4.65億)に22％、純益は同324クロー(US$7031万)から85クロー(US$1845万)に、それぞれ下降した。