SEAnews 2010-03-26 ArtNo.43235

【ニューデリー】Bharti Airtelはクエート企業Zain Telecomのアフリカ資産を終に手に入れた。Zain取締役会は24日の会議で107億米ドルで同資産を売却することを承認した。
ファイナンシャル・エクスプレス、デカン・ヘラルド、ヒンドゥ・ビジネス・ライン、ビジネス・スタンダードが3月25日伝えたところによると、Zainは会議の翌日、取締役会により売却計画が承認され、近くBhartiとの間で確定契約を取り交わすとのステートメントを発表した。
Sunil Bharti Mittal氏の事業グローバル化の夢はここに実現する運びとなった。アフリカにおける営業拠点を手に入れる3度目の試みが終に成功したことにより、4200万人の契約者を獲得したBharti Airtelは世界第7位のテレコム企業として浮上する。Bhartiは107億米ドル中90億米ドルを支払い、残りの17億米ドルは負債とする。
マーケット・アナリストらは、Zainのアフリカ資産を手に入れたことは、長期的にプラスになるが、短期的には膨大な買収コストがBharti Airtelの収益に影響を及ぼすと懸念している。しかし投資家には、Bharti Airtel株の保持もしくは買いを勧めている。