SEAnews 2010-03-26 ArtNo.43234

【コルカタ】韓国のカー・メーカー、現代自動車は2011年下半期に、Maruti Suzukiの最低価格車Maruti 800と同水準の価格の新モデルを発売すべく準備している。
ビジネス・スタンダードが3月24日伝えたところによると、おそらく800ｃｃエンジンが搭載される小型車の研究開発(R&D)は目下韓国で進められており、20万ルピー(US$4340)前後のガソリン・バージョンになる見通しだ。
Maruti 800 MPI BS IIIのコルカタにおける店頭価格は21万6475ルピー、これに対して現代自動車の最低価格車Hyundai Santroのコルカタにおける店頭価格は27万1331ルピーとなっている。とは言え、目下のところ最大の売れ筋はHyundai i10で、同社は、急成長が見込まれるマス・マーケットにおけるトップの座を目指しているものと見られる。
現代自動車ばかりでなく、日産もAshok Leylandと組んで小型車を開発、マス・マーケット開拓に乗り出す動きを見せており、日産の主要株主ルノーは、Bajaj Auto Ltd(BAL)と手を結び超低価格車(ULCV:ultra low-cost vehicle)の開発を目指している。
一方、最近発売されたFord Figoは、米国カー・メーカーのインド小型車市場進出の先鋒を務めており、価格は36万6000ルピー(US$7943)。