【チャンディガル】ハリヤナ州工業インフラ開発公社(HSIIDC:Haryana State Industrial and Infrastructure Development Corporation)は、首都圏(NCR:national capital region)を除く、ほぼ全県に工業兼サービス・センター(ISC:industry-cum-service centre)を開発する。
ファイナンシャル・エクスプレスが3月18日伝えたところによると、ハリヤナ州首席大臣一等書記官のChhatar Singh氏は、このほど以上の消息を明らかにした。それによると、同氏が議長役を務めた最近のHSIDC取締役会の会議において同方針が決まった。
ISCは、HSIDCがこれまで手がけてきた工業団地と同様の方式で、Kaithal県/Hisar県/Bhiwani県/Jind県/Sampla県/Narnaul県/Mahendergarh県/Jhajjar県/Sonipat県Gohanaに開発される。この種の団地は外国や地元の投資家を誘致する上で大きな成果を上げて来た。250~1000エーカーの土地に開発される工業団地は、本来零細企業、中小企業を対象にしたものだったが、アジア、欧州、米国、カナダ等の多国籍企業の好評を博した。
HSIIDCのRajeev Arora重役(MD)によると、ISC開発の主要な目的は、州内の遅れた地域に産業を誘致することにあり、農村開発を加速することも目指されている。首都圏外の土地を物色する企業家の進出が望める他、ハリヤナ州全体をカバーする産業の成長が促されるものと見られる。HSIIDCは、内部専門委員会を設け、Kaithal/Hisar/Bhiwani/Jind/Sampla/Narnaul/Mahendergarh/Jhajjar/Gohanaの様々な土地を物色しており、生態系に対する影響が軽微で、農業には不向きな土地を選んでISCを開発すると言う。