1995-12-15 ArtNo.4321
◆<馬>プレス・メタル、複数の電気メッキ・パーク開発
【クアラルンプル】プレス・メタルBhd(PMB)は今後3年間に1億Mドルを投じてジョホール州とスラゴール州に新たに5つの電気メッキ・パークを開発する。
PMBのメガット・アブドル・ラーマン会長及びクン・ポーミン重役(ED)が13日催された株主割当発行/銀行保証引受契約調印式後語ったところによると、調達された資金はスラゴール州シャー・アラムのブキ・クムニンに設けられるマレーシア初の電気メッキ・パークの開発費(M$2050万)や既存施設の拡充(M$310万)、工場兼倉庫の建設(M$500万)に充当される。電気メッキパークは来月着工され、1997年1月の完工が目指される。同パークには中央廃水処理施設が設けられる他、酸、金属等の再生施設も設けられる。PMBは同プロジェクトにより450万Mドルの利益を見込んでいる。同社はこの他、ジョホール・バルに2カ所、スラゴール州のバラコン/ラワン/スガイ・ブロに各1カ所電気メッキ・パークの開発を予定しており、向こう3年間のグループ営業額の30%がこの種の環境事業により占められる見通しだ。
国内最大のアルミ押し出し成形会社として知られるPMBは建設業の活況で向こう3年間に年間1億~1億5000万Mドルの営業額達成を見込んでいる。また今月末に稼働するチェラスのアルミ・ラダー工場は年間12万ユニットの製造能力を有し、製品の40%を輸出すると言う。(NST,STAR:12/14)
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