【ニューデリー】電子ハードウェアの国内生産額は2006-07年の6万6000クロー(US$143.22億)から2008-09年の9万4690クロー(US$205.48億)に過去2年間に43%増加した。
バンクネット・インディアとデカン・ヘラルドが3月10/11日報じたところによると、A Raja通信情報技術相は10日に催された同省諮問委員会の会議の席上以上の数字を明らかにした。それによると、インドの情報技術(IT)産業、IT対応サービス(ITES)産業、電子ハードウェア産業は、世界的な景気後退の中にあっても2008-09年に成長基調を維持、電子ハードウェア産業の国内生産は12.1%、IT/ITES輸出は16.6%の成長を遂げた。しかし前年の各27.8%と29.4%の伸びには及ばなかった。
IT/ITES輸出は2006-07年の313億米ドルから2008-09年の471億米ドルに2年間に約50%成長した。
同省情報技術部(DIT:department of information technology)作業部会の報告書によると、電子ハードウェアの生産額は2009年の200億米ドルから2020年の4000億米ドルに、この内輸出が40億米ドルから800億米ドルに、またIT/ITESの生産額は同期に599億米ドルから2250億米ドルに、内輸出が同471億米ドルから1750億米ドルに、それぞれ成長する見通しだ。IT/ITES部門の直接/間接の雇用総数は同期に1020万人から3000万人に、電子ハードウェア部門のそれは同440万人から2780万人に増加するものと見られる。電子ハードウェア部門の国内総生産(GDP)貢献率は同期間に5%から10%に、IT/ITESのそれは20%に、それぞれ拡大が見込まれると言う。