【ニューデリー】消費者需要の回復に加え、政府の景気刺激策や低金利に支えられ、国内自動車産業の2009-10年度営業額は前年比27%増加した。
ヒンドゥ・ビジネス・ラインが3月13日伝えたところによると、国会下院における11日の答弁で、インド自動車製造業者協会(SIAM:Society of Indian Automobile Manufacturers)の統計数字を引用し、以上の数字が明らかにされた。それによると、今会計年度当初11ヶ月(2009/4-2010/2)の国内自動車産業全体の売上げは16万2708.77クロー(US$353.08億)と、前年同期の12万8384.53クローを27%上回った。
部門別に見ると、商用車部門が31%増の3万8845.09クロー(US$83.29億)と、最高の伸び率をマーク、次いで乗用車部門が27%増の7万6545.96クロー(US$166.10億)を記録した。2008-09年の自動車産業の不振は、金融手段の欠如、高金利、価格変動、高価格、そして世界的景気の後退と言った要因によるものと言う。