2010-03-16 ArtNo.43199
◆Thermax/Babcock & Wilcox、合弁で超臨界圧ボイラー製造
【ムンバイ】マハラシュトラ州Pune拠点のエネルギーおよび環境ソリューション・プロバイダー、Thermaxは3月10日、米国企業Babcock & Wilcox Power Generation Group(B&W)と合弁でインド国内において超臨界圧ボイラーの製造に乗り出すと発表した。
ヒンドゥ・ビジネス・ラインとビジネス・スタンダードが3月11日伝えたところによると、ThermaxとB&Wは51:49の出資率で合弁事業に700クロー(US$1.52億)を投資する。
ThermaxのM S Unnikrishnan会長兼MDが合弁契約調印式後語ったところによると、同社は投資を内部資金で賄う。合弁会社は超臨界圧ボイラーの他、最大300MW(メガワット)までの亜臨界圧ボイラーも製造する。合弁会社が製造する亜臨界圧ボイラーは従来のものに比べ36~38%、超臨界圧ボイラーは同40~42%、エネルギー効率が良い。現在、インド国内では、660MWと800MWの2種類の超臨界圧ボイラーを手に入れることができると言う。
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