SEAnews 2010-03-04 ArtNo.43159

【ニューデリー】自動車市場の活況が持続する中、消費税率引き上げを見越した新年度予算案前の駆け込み購入も手伝って主要自動車メーカーの2月の乗用車販売は激増、中でもGeneral Motors India(GMI)の販売台数は126％、Toyota Kirloskar Motor Pvt Ltd (TKM)のそれは101％の伸びを見た。
ヒンドゥ・ビジネス・ライン、デカン・ヘラルド、ザ・ヒンドゥー、ビジネス・スタンダード、インディアン・エクスプレスが3月2／3日伝えたところによると、マーケット・リーダー、Maruti Suzukiの国内販売は昨年同月の7万625台から8万4765台に20.02％、輸出を含めると同7万9190台から9万6650台に22％増加、輸出台数は39％増の1万1885台を記録した。
Hyundai Motor Indiaの国内販売は昨年同月の2万1215台から3万1001台に46.12％、輸出を含めると同3万8235台から5万4617台に43％増加、輸出台数は27％増の2万3616台をマークした。
Tata Motors Ltd(TML)の輸出を含む乗用車販売台数は昨年同月の1万9039台から2万6985台に42％増加した。輸出を含む商用車と乗用車の合計販売台数は昨年同月の4万3811台から6万9427台に58％、この内、国内販売は同4万2493台から6万6190台に56％増加した。商用車の国内販売台数は昨年同月の2万3454台から3万9205台に67％増加した。内、軽商用車の販売台数は49％増の2万1746台、中・大型商用車のそれはほぼ2倍の1万7441台をマークした。2月の車両輸出は昨年同月の1318台から3237台に146％増加した。この結果年初11ヶ月の商用車と乗用車の合計販売台数は前年同期の44万4000台から56万7000台に28％増加した。小型車Nanoの発売以来の合計販売台数は2万5640台に達した。
国内最大の多用途車(utility vehicle)メーカーMahindra & Mahindra(M&M)の国内販売台数は昨年同月の1万4720台から1万8280台に24.18％増加、輸出は昨年同月比3倍の1314台、輸出を含む販売台数は35％増の1万9594台に達した。
GMIの2月の販売台数は昨年同月の4921台から1万1111台に125.78％、Honda Siel Cars Indiaのそれは同5579台から6275台に12.47％、TKMLのそれは同2976台から5993台に101.37％、TML傘下Fiat Indiaのそれは同1309台から2335台に78.38％、それぞれ増加した。しかし、Mahindra Renaultの2月の販売台数は昨年同月の1008台から537台に46.72％減少した。