SEAnews 2010-03-01 ArtNo.43147

【ニューデリー】Pranab Mukherjee蔵相は26日、2010－11年総支出110万9000クロー(US$2406.53億)、税収と非税収を含む総収入68万2000クロー(US$1479.94億)、財政赤字国内総生産(GDP)の5.5％の2010－11年度予算案を国会に上程した。
ビジネス・スタンダード、インディアン・エクスプレス、デカン・ヘラルド、ヒンドゥ・ビジネス・ラインが2月26日報じたところによると、直接税収は2万6000クロー(US$56.42億)減少する見通しだが、関税と中央消費税は4万3500クロー(US$94.4億)アップ、課税対象を拡大したサービス税収入も3000クロー(US$6.51億)の純増が見込まれる。したがって全体では、今年度に比べ2万500クロー(US$44.485億)の歳入増が望める。
2010－11年の予想税収は74万6651クロー(US$1620.23億)、非税収入は14万8118クロー(US$321.42億)。これに対して総支出は今年比8.6％増の110万8749クロー(US$2405.985億)と見積もられる。うち開発支出(plan expenditure)は37万3082クロー(US$809.59億)、非開発支出(non-plan expenditures)は73万5657クロー(US$1596.38億)。
これに伴い、2010－11年の財政赤字は38万1408クロー(US$827.66億)と、GDPの5.5％になる見通しだ。財政赤字のGDPに対する比率は2011－12年に4.8％、2012－13年には4.1％に縮小するものと予想される。
政府の2010－11年度の純借り入れは34万5010クロー(US$748.67億)と見積もられる。
ちなみに国防予算は6万クロー(US$130.2億)の投資支出を含め、今年度の14万1703クローから14万7344クロー(US$319.74億)に4％増加した。