1995-12-15 ArtNo.4313
◆<星>EDB、ウエハーファブ関連の第2の投資対象物色
【シンガポール】経済開発局(EDB)は第2のウエハー製造事業投資を計画しており、適当な投資対象を物色している。
EDBのリョー・ブンキョン電子担当部長によると、同局は投資計画の内容次第で10~26%出資する用意がある。またEDB電子システム部門のサイモン・リム主任補は「我々は世界の主要ウエハー製造会社全てと協議を行っており、これらの企業は単独もしくは合弁方式によりシンガポールへの進出が可能だ」と語った。リョー部長によると、EDBは最近テク・セミコンダクターへの出資率を26%から27%に高めた。その持ち株をEDBに譲った企業は決して事業からの撤退を希望している訳ではなく、ファブIII、ファブIVを設ける際には、やはり出資を行うと表明していると言う。
ウッドランズに3億3000万Sドルを投じてテクIを設けたテク・セミコンダクターは更に22億5000万Sドルを投じて1998年までに新たに2つのプラントを建設する準備をしているが、最近1999-2004年の間に更に最大60億米ドルを投じて別に3つのウエハー・プラントを建設すると発表している。同社の営業額は昨年の2億5000万米ドルから今年の6億米ドルに2倍以上に拡大、税引後利益は7500万米ドルから3億米ドルにほぼ4倍に増加した。(ST:12/14)
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