【ムンバイ】中央銀行Reserve Bank of India (RBI)は9日、対外商業借款(ECB:external commercial borrowing)規則を緩和し、引き出しや返済スケジュールの修正、借入通貨の変更を認めた。
インディアン・エクスプレスとヒンドゥー・ビジネス・ラインが2月10日報じたところによると、これ以前には、この種の変更には中央銀行の事前認可を必要としたが、公認ディーラーや銀行は、それ自身の裁量でこの種の処理ができることになった。これにより企業は手軽に、また迅速に借款スケジュールを変更できる。
しかし銀行は通貨の交換が自由に行えるよう確保せねばならず、ローン全体の平均満期は一定に保たれねばならない。またスケジュールや通貨の変更後は直ちに『Form 83』により中央銀行統計情報管理部(DSIM:Department of Statistics and Information Management)に報告せねばならない。
満期そのものを変更する際には依然としてRBIの事前認可を必要とする。この他、借り手は、関係銀行の同意を得た後、借入銀行を変更することもできる。以上のガイドラインの変更は即日発効した。