SEAnews 2010-02-10 ArtNo.43086

【ニューデリー】「...食品インフレの最悪期は既に終わり、我々は間もなく食品価格を安定させることができる、と私は確信している。」Manmohan Singh首相は6日、ニューデリーで催された食品価格問題に関する首席大臣会議の席上、以上の見通しを語った。
ヒンドゥー・ビジネス・ラインデカン・ヘラルド、ザ・ヒンドゥーが2月6／7日伝えたところによると、首相は、「穀物栽培の良好な作柄が予想され、生産者にも消費者にも合理的な価格が醸成されつつある。また幅広い商品の国内価格が国際価格に連動する中で、我々は間もなく食品価格を安定させることができる」と述べるとともに、食品の小売価格と農業生産者の出荷価格の格差を縮めるため、小売り市場の開放を加速する考えを明らかにした。それによると、小売物価が卸売物価を大幅に上回って急騰している今、小売市場はより広範な競争を必要としていると言う。首相はまたインフレを抑制するために、必需品の輸出を一次制限する可能性を示唆した。