2010-01-22 ArtNo.43032
◆バイオテック部門、2015年までにUS$100億産業に
【ニューデリー】インド・バイオテクノロジー(BT)産業は分岐点に立っており、2015年までに100億米ドル産業に成長する見通しだ。カルナタカ州ビジョン・グループ・バイオ産業部会のKiran Mazumdar-Shaw議長は19日、以上の見通しを語った。
デカン・ヘラルドが1月19日伝えたところによると、BT産業の市場規模は来年は50億米ドルに達するものと見られる。しかし飛躍的成長を遂げるには臨界質量を実現する必要がある。
インドは今日世界ワクチン産業の都と見なされている。バイオ製造業は大きな潜在性を備えており、世界の多くの受託製造業者は欧州からアジアに拠点を移している。インドはこうした潮流の恩恵を受けることができる。
臨床試験、農業バイオテック、バイオ燃料はインドに大きな成長の機会を提供するものと見られ、向こう5年間には多くの成長の起爆剤や誘因がもたらされる見通しだ。
遺伝子交換技術を応用したBt(Bacillus thuringiensis)茄子の商業生産に着手すべきで、Bt作物に対する批判に科学的根拠はない。Btは安全で管理された技術と言う。
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