2010-01-22 ArtNo.43025
◆Tata-Sasol、オリッサ州にUS$100億石炭液化プラント計画
【ブーバネスワル】Tata steel Ltd(TSL)と南アフリカのSynfuels Internationalの50:50の合弁に成るTata-Sasolは100億米ドルを投じてオリッサ州に石炭液化工場を設けることを提案した。
ビジネス・スタンダードとエコノミック・タイムズが1月18/19日報じたところによると、TSLのB Muthuraman副会長とSasolのErnst Oberholster重役(MD)は18日、オリッサ州政府のNaveen Patnaik首席大臣と会談、以上の計画を協議した。
Oberholster氏によると、豊富な石炭資源を有するオリッサ州Talcher地区のArakhpal/Srirampur両炭坑から年間2800万乃至3100万トンの石炭の供給を受け、年間360万トン、日量8万バレルの燃料を生産する。新プラントは、計画通りことが運べば2018年に稼働する。製品には、ディーゼル、ナフサ、液化石油ガス(LPG)の他、副産物としてタール/フェニル/肥料/爆薬原料が含まれる。別途1600MW(メガワット)の発電施設も設ける。
Muthuraman副会長によると、発電所を除き3000エーカーの用地を必要とする同プロジェクトは、3万5000人に就業機会を提供する。過去50年にわたり南アフリカで石炭液化プロジェクトを手がけて来たSasolは、同国ディーゼル油需要の約40%を賄っていると言う。
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