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2010-01-19 ArtNo.43023
◆天候の改善で春先収穫豆類の作付け面積拡大
【ニューデリー】最近の降雨と中央・西部インドの一部地域の天候改善でラビ(rabi:春先収穫作物)シーズンの豆類の作付け面積が拡大、干魃に伴うカリフ(kharif:初冬収穫作物)シーズンの不作が有る程度埋め合わせられるものと期待されている。
インディアン・エクスプレスが1月16日、政府の発表を引用し伝えたところによると、豆類の作付け面積はこれまでのところ1347万haと、昨年同期の1274万haを上回った。中でも緑豆(gram)の作付け面積が816万haから860万haに拡大した。
政府オフィシャルによると、緑豆は中央、西部インドで主に栽培されており、同地区の気候の改善が作付け面積の拡大につながったものと見られる。レンズマメ(Lentils)の作付け面積も昨年同期の142万haから148万haに多少拡大した。ウラド(urad)とムング(moong)の作付け面積も多少に関わらず拡大している。
しかしラビの脂肪種子の作付け面積は859万haと、昨年同期を下回ている。これは主に農民が値段がよい小麦と豆類の栽培にシフトしたためと見られると言う。
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