SEAnews 2010-01-19 ArtNo.43021

【ロンドン】インドの指導的企業家Anil Ambani氏は世界の主要なフィルム制作者になることを目指し、MGM(Metro-Goldwyn-Meyer)ハリウッド・スタジオの買収を計画している。デイリー・テレグラフは最近以上の消息を伝えた。
デイリー・テレグラフが1月15日報じたところによると、既にSteven SpielbergのDreamWorksスタジオの支配権益を握るAnil Dhirubhai Ambaniグループ(ADAG)は、Brad Pitt、Jim Carrey、Julia Roberts、George Clooneyを初めとするスターらとフィルム制作に関する一連の契約を結んでいる。昨年、2本のヒット作を飛ばし、Bollywoodにおける地歩を固めたADAG傘下のReliance Big Picturesが、目下公開中の『The Three Idiots』はインドの興行記録を早くも塗り替えた。
ADAGは、ジェームズ・ボンドのフランチャイズも保持するMGMハリウッド・スタジオを手に入れることにより、世界舞台に羽ばたくことを目指している。ボリウッド・スター、Tina Munim嬢と結婚したAmbani氏はフィルム産業の世界的大御所になる野心を抱いていると言う。
ビジネス・スタンダードが16日報じたところによると、ADAGスポークスパースンは以上の報道に関してコメントすることを控えた。