2010-01-15 ArtNo.43012
◆Surya Vijayanagar、500万トン鉄鋼プラント計画
【バンガロール】Surya Vijayanagar Steels and Power Ltd(SVSPL)は2万クロー(US$43.4億)を投じ、カルナタカ州北部のBagalkot県に年産500万トンの総合鉄鋼プラントと500MW(メガワット)の自家発電施設を建設する。
ヒンドゥー・ビジネス・ラインが1月12日伝えたところによると、過去35年間鋼材/照明ビジネスを手がけて来たSurya Roshni傘下のSVSPLは、カルナタカ工業区開発局(KIADB:Karnataka Industrial Areas Development Board)から割り当てられる予定の4000エーカーの用地に新鉄鋼プラントを設ける計画で、鉱業リースも申請した。B.S. Yeddyurappa首席大臣が座長を務める州高等認証委員会(SHLCC:High-Level Clearance Committee)がこのほど承認した同プロジェクトは、1万人の就業機会を創出する見通しだ。しかしKIADB筋によると、まだ具体的な用地は決まっていない。
年商1700クロー(US$3.69億)のSVSPLは、土地建物に4120クロー(US$8.94億)、製造設備に1万3880クロー(US$30.12億)、運転資金に1000クロー(US$2.17億)、予備費に1000クローをそれぞれ投じる。この内6700クロー(US$14.54億)はプロモーター資金で、1万3300クロー(US$28.86億)はターム・ローンで賄う。
今後、さらにカルナタカ州公害防止局(Karnataka State Pollution Control Board)と中央政府環境省の認可も取得せねばならない。Ghatapraba川とKrishna川から15MGD(million gallons a day)の水を取り入れるため、水資源局(WRD:Water Resources Department)の認可を得る必要がある。また自家発電施設が完成するまでの間、電力会社Gulbarga Electricity Supply Companyから90MWの電力供給を受けると言う。
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