SEAnews 2010-01-15 ArtNo.43011

【ニューデリー】地元航空業界にとって昨年12月は最良の月であった。2009年12月の国内線搭乗客数は延べ448万7000人と、前年同月の337万3000人に比べ過去12ヶ月来最高の33％の伸びを見た。
ヒンドゥー・ビジネス・ラインとビジネス・スタンダードが1月14日報じたところによると、民間航空総監(GGCA:Director-General of Civil Aviation)オフィスはこのほど以上の統計数字を発表した。
各社の市場シェアを見ると、パイロットのストライキに関わらずJet Airwaysと、その格安子会社JetLiteが市場シェア25.4％でトップに立ち、Kingfisherが23.9％で2位につけた。以下、Air India17.5％、IndiGo13.9％、SpiceJet12.4％と続く。
しかし搭乗率(seat factor：乗客数の座席数に対する比率)はロー・コスト航空会社がフルサービス航空会社を上回った。IndiGoが90％でトップ、以下SpiceJet88％、JetLite81.6％と続く。フルサービス会社ではParamount Airwaysの88.7％が最高で、以下Kingfisher80.2％、Air India79.7％の順。マーケット・リーダーJet Airwaysの搭乗率は最低の78.2％にとどまった。
カレンダー・イヤー2009年通年の国内線搭乗客数は、この結果延べ4450万人と、前年の4130万人に比べ7.86％増加した。
2009年第4四半期の航空会社別搭乗客数を比較すると、Paramount Airwaysの18万3000人(20万1000人)とKingfisher Airlinesの257万9000人(266万7000人)だけが、第1四半期の搭乗客数(括弧内の数字、以下同様)を下回った。
Jet Airwaysは239万8000人(175万4000人)で64万4000人、Air Indiaは229万4000人(167万人)で62万4000人、それぞれ増加した。以下、Jet Lite92万6000人(72万2000人)、Spice Jet154万7000人(118万5000人)、Go65万3000人(25万9000人)、IndiGo177万4000人(132万3000人)と続く。