SEAnews 2010-01-12 ArtNo.43000

【ムンバイ】インドの昨年12月の輸出貿易額は146億米ドルと、前月の132億米ドルを9.4％、前年同月の127億米ドルを15％、それぞれ上回った。
インディアン・エクスプレス、デカン・ヘラルド、ウォール・ストリート・ジャーナルが1月11日報じたところによると、Anand Sharma商工相は11日当地で催された金融業界代表との会議(Bancon conference)の席上以上の消息を語った。それによると、製薬／エンジニアリング／自動車部品／化学等の業種が輸出の拡大に貢献した。これで11月の18.2％の伸びに続き、2ヶ月連続のプラス成長をマークした。輸出のプラス成長は今後も持続する見通しだが、13ヶ月にわたったマイナス成長を挽回するには至っていない。またプラス成長は主に比較の対象になる前年同月の数字が低調だったことによるもので、自己満足に陥ることはできない。
食品インフレが持続する中で、投機的予測も一部になされているが、政府は今直ちに小麦と米を輸入する考えはない。またインド政府は向こう10年間にインフラの整備に1兆5000億米ドルを投資すると言う。
ちなみに昨年12月の公式の貿易統計は2月1日に発表される予定だ。