【ニューデリー】鉄鋼省が公共民間両部門鉄鋼メーカーの突然の値上げがインフレに拍車をかける恐れがあるとの懸念を表明する中、国営鉄鋼会社Steel Authority of India Limited(SAIL)は7日、近く一部の製品を値下げする可能性を示唆した。
インディアン・エクスプレスとザ・ヒンドゥーが1月8日伝えたところによると、SAILは1週間前に鋼板と条鋼製品の価格をトン当たり1500ルピー引き上げたばかり。
SAILのSK Roongta会長兼MDは、「今後いつ価格に見直しを加えるのか」と言う質問に対して、「条鋼価格が一定のレベルに達したことから、同カテゴリーの価格に近く調整機能が働く可能性がある」と指摘、値下げを行う可能性を示唆した。