2010-01-08 ArtNo.42984
◆11月の輸出、13ヶ月ぶりに18.2%のプラス成長記録
【ニューデリー】インドの昨年11月の輸出は13ヶ月連続のマイナス成長後、初めて18.2%と、比較的高めの二桁成長を記録、輸入の落ち込み幅も11ヶ月来最低の2.6%にとどまり、対外貿易に復調の兆しが生じている。
エコノミック・タイムズ、インディアン・エクスプレス、ヒンドゥー・ビジネス・ラインが1月1/2日、商業情報・統計総監事務所(directorate-general of commercial intelligence and statistics)の暫定統計数字を引用し報じたところによれば、11月の輸出額は131億9000万米ドルと、前年同月の111億6000万米ドルに比べ18.2%増加した。
11月の輸入は228億8000万米ドルと、前年同月の234億8000万米ドルに比べ2.6%の落ち込みを見た。
輸出がプラス成長を回復し、輸入が小幅な落ち込みを見たことから貿易収支の赤字は96億9000万米ドルと、前年同期の123億2000万米ドルに比べ縮小した。
商工省は向こう数ヶ月もプラス成長を維持し、2007-08年と同レベルの1650億~1700億米ドルの輸出を実現できるか否かを注視している。
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