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2009-12-22 ArtNo.42975
◆ヤマハ新製品の発売加速、鈴木スクーター製造能力拡張
【ニューデリー】日本の二輪車メーカー、ヤマハは来年、スーパー・バイクやその他の新モデルおよび変形バージョンを紹介、インド市場におけるプレゼンスを強化する。ライバルのSuzuki Motorcycles India Ltd (SMIL)はハリヤナ州Gurgaon工場のスクーター製造能力を2倍に拡張する。
ビジネス・スタンダード、エコノミック・タイムズ、インディアン・エクスプレス、ヒンドゥー・ビジネス・ラインが12月16/18/19/21日伝えたところによると、ヤマハは18日、店頭価格125万ルピー(US$2.7127万)のスーパーバイク2010 YZF-R1をお披露目した。India Yamaha Motor Pvt Ltd(IYM)の辻雪美峰社長(MD兼CEO)によると、同社は完成車(CBU:completely built unit)として輸入した998ccの同モデルをインド国内13都市に展開する24の公認CBUディーラーを通じて販売する。2007年に初めてスーパーバイクYZF-R1を105万ルピー(US$2.2786万)で発売したIYMは、最近200万ルピー(US$4.3403万)のスーパーバイクVMAXを投入したが、既に20台の注文を得ており、2010年通年で40台の販売を目指している。同社は今後一層多くのスーパーバイクをインド市場に投入する計画だ。
IYMは2009年を通じてインド国内でモーターサイクル22万台を販売、7000台を輸出できるものと見ており、来年は国内販売と輸出いずれも50%増を見込んでいる。IYMは国内ディーラー網を現在の425店から2010年末までに500店に拡大することを計画している。
一方、イタリアのスーパーバイク・メーカーDucati Motor Holdingは18日、マハラシュトラ州Mumbaiに続き、ハリヤナ州Gurgaonに2店目のショールームをオープンするとともに、今後さらにカルナタカ州Bangalore/西ベンガル州Kolkata/タミールナド州Chennai/アンドラプラデシュ州Hyderabadに4店を設け、ショールームの数を合計6店にする計画を明らかにした。同社は2008年以来これまでに696ccと1198ccのマシーンを25~30台販売、来年は100~150台を販売することを目指している。これらのスーパーバイクの価格は100万~440万ルピー(US$2.17万-9.55万)で、同社はアジア最大の市場日本では年間約2200台を販売していると言う。
他方、インド二輪車市場ではなお新参のSMILは、スクーターAccess 125に対する旺盛な需要に応じるため、製造能力を拡張する方針を決めた。グルガオン工場の年産能力は17万台だが、来年1月までに年産25万台、3月までに同30万台に拡張する。SMILは現在Access 125を月間1万1000台製造しているが、需要は3万8000台にのぼる。モーターサイクルの需要は生産量とほぼマッチしているが、スクーター購入者は注文後3ヶ月して初めて製品を手にすることができる。
SMILの2009年4-11月の二輪車販売台数は前年同期比28%増の10万9648台を記録した。この内スクーターの販売台数は昨年同期の5万5130台から7万7663台に41%増加したと言う。
かつてスクーター・キングの異名をとったインド第2位の二輪車メーカーBajaj Auto Ltd(BAL)は、先週スクーター市場から撤退する方針を発表したが、同社のRahul Bajaj会長は17日、テレビ・インタビュー番組の中で、子息Rajiv Bajaj重役(MD)の以上の方針に関して「自分はスクーター事業から撤収すると言う方針に納得できないだけでなく、傷ついた」とコメントした。同会長によると、同方針は企業と株主の利益を傷つけるものと言う。これに対して子息のRajiv Bajaj氏は「自分は感情問題に対する配慮を欠いたかも知れない。しかし自分はロジックのマジックをより重視する(I believe more in the magic of logic)」と語った。
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