【ニューデリー】新・再生エネルギー省は1ユニット当たり0.5ルピーの送電網に接続した風力発電プロジェクトに対する発電量をベースにした新奨励措置(GBI: generation based incentive)を発表した。
インディアン・エクスプレス、ヒンドゥー・ビジネス・ライン、ザ・ヒンドゥー、ビジネス・スタンダード、デカン・ヘラルドが12月18日報じたところによると、インド独立電力供給業者協会(IPPAI:Independent Power Producers Association of India)が17日主催した会議の席上、Farooq Abdullah新・再生エネルギー相は以上の消息を明らかにした。
それによると、政府は2012年までの間、1MW当たり620万ルピー(US$13.45万)を上限にこの種のプロジェクトを補助する。同スキームのコストは政府にとって380クロー(US$8246万)と見積もられる。これにより第11次五カ年計画期間(2007-2012)終了までに新たに4000MW(メガワット)の風力発電施設を増設することを目指す。現在インドの風力発電設備能力は1万1000MWで、米国/ドイツ/スペイン/中国に次いで5位にランクされる。したがって2012年までにインドの風力発電能力は4万5000MWに達する見通しと言う。