2009-12-18 ArtNo.42961
◆Tata Motors、Swaraj Mazda買収目指す
【ムンバイ】Tata Motors Ltd(TML)は軽商用車(LCV)市場におけるプレゼンスを強化する狙いから、住友商事と、後者が保持するSwaraj Mazda Ltd (SML)の53.5%権益買収交渉を進めている。
エコノミック・タイムズが12月10/14日、消息筋の言として伝えたところによると、交渉が妥結すれば、TMLは別途少なくとも20%の権益を公開買い付けする必要があり、TMLのSML持ち分は73.5%に達するものと見られる。買収コストは公開買い付けを含め250クロー(US$5425万)前後と予想される。現在、プライベート・エクイティー・ファンド2社CDCとActisがSMLの9.3%と7.7%の権益を保持している。
TMLは2万2000クロー(US$47.74億)と見積もられるインド商用車市場の約65%、LCV市場のおよそ68%のシェアを占めている。これに対してSMLはおよそ9000クロー(US$19.53億)のLCV市場の3%ほどのシェアを占めている。LCV市場は年率40%の成長を遂げている。TMLも住友商事も以上の消息に関してコメントすることを控えている。
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