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2009-12-18 ArtNo.42960
◆フォルクスワーゲン/スズキ、インド市場向け小型車開発
【ニューデリー】フォルクスワーゲン(VW)とスズキは、インド市場におけるスズキのトップ・セラー・モデルAltoに取って代わる4000~5000米ドルの小型乗用車を共同開発する。
エコノミック・タイムズが12月11日伝えたところによると、Maruti Suzuki India Ltd (MSIL)のRC Bhargava会長はこのほど同紙に以上の消息を語った。それによると、MSILは25万ルピー台のモデルを必要としている。先ずM800、ついでAltoをインド市場に紹介した同社は、今やAltoに代わるエントリー・レベル・モデルを必要としている。
VWとスズキは9日、前者が25億米ドルで後者の19.9%の株式を買収、後者も同額の半ばを前者に注入する提携計画を発表した。同提携の下、両社は協力して小型乗用車と電気自動車を開発、それぞれの商標で販売する。
VWスポークスマンのFabian Mannecke氏によると、同社の低コスト・カー、UPは現在8800米ドル前後で販売されており、UPを下回る価格のモデルに強い関心を抱いているVWは、スズキと協力してこの種のモデルの開発を目指す。
VWは来年インド市場にPolo hatchbackを投入する。同モデルはSuzuki SwiftやHyundai I20と競争することになる。しかしVWは、Nanoセグメントに進出する考えはない。
現在、スズキ・ステーブルの最も低コストなモデルM800は、インドの主要11都市がEuro 4排ガス基準を義務づけるのに伴い、これらの都市から姿を消すことになる。
VWはスズキとの提携を通じてインドと欧州市場でボリューム販売を実現できる4000~5000米ドルの小型乗用車モデルを手に入れる計画だが、スズキはディーゼル・エンジン技術をVWから手に入れ、Tata MotorsのIndica VistaやIndigo等のディーゼル・エンジン車に対抗することを目指している。現在、スズキはFiatからディーゼル・エンジンを調達している。
インディアン・エクスプレスが14日報じたところでは、VWとスズキは協力してハイブリッド車と電気自動車を開発することを目指しており、スズキがインドに設けた研究開発(R&D)センターが重要な役割を務める見通しだ。
VWのJochem Heizmann取締役によると、同社はハイブリッドおよびエレクトリック技術を保持しており、スズキは燃料電池(fuel cell)の開発に取り組んでいる。この種の開発プロジェクトは膨大な投資を必要とするため、自動車各社は他社と提携してコスト負担の軽減を図っている。VWとスズキは技術面でも製品ポートフォリオの面でも相互補完が可能で、インドはこうした協力の舞台としての大きな潜在性を備えていると言う。
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