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2009-12-18 ArtNo.42956
◆輸出、13ヶ月ぶりに18%のプラス成長回復
【ニューデリー】インドの11月の商品貿易輸出は132億米ドルと昨年同月の111億6000万米ドルに比べ18%アップ、13ヶ月ぶりにプラス成長を回復した。とは言えプラス成長回復の主因は比較の対象になる昨年同期の数字が低調だったことに伴うベース効果(base effect)が働いたため。
インディアン・エクスプレス、デカン・ヘラルド、ビジネス・スタンダードが12月15/16日報じたところによると、商工省のRahul Khullar次官は15日、以上の数字を明らかにするとともに「最新の貿易数字を見て有頂天になることはできない。なぜならこれは主にベイス効果に伴うものだからだ」とコメントした。昨年同期には13.5%のマイナス成長が記録されていた。
とは言え今年5月に38.9%の最大の落ち込みを見た後、落ち込み幅は縮小に転じ、10月の落ち込み幅は6.6%にとどまった。こうした点からも輸出が復調基調にあることは間違いない。年初8ヶ月(2009/4-11)の輸出額は前年同期比22.3%の落ち込みを見た。
今年11月には石油製品の輸出が昨年同月比85%増の24億米ドル、宝飾品輸出が同40%増の21億5000万米ドル、既成衣料品輸出が同6%増の7億2700万米ドルを記録した。非石油輸出は全体として4.8%増の108億米ドルを記録した。
今会計年度を通じた輸出は引き続きマイナス成長を記録する見通しだが、マイナス幅をどこまで縮小できるかが課題と言え、第4四半期の成績が鍵になる。第4四半期の輸出は改善が望める。昨年度(2008-09)の輸出は前年比14%増の1860億米ドルをマークしたが、今後月間130億~140億米ドルの輸出を維持できれば、今年(2009-10)通年の輸出額は1650億~1700億米ドルに達するものと見られる。人造繊維、鉄鉱石、皮革等の輸出は良好な水準を保っている。こうした品目の好調は、それ自体の強靱さとともに、政府の景気刺激策が奏功したためと言う。
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