SEAnews 2009-12-11 ArtNo.42947

【ニューデリー】インド自動車製造業者協会(SIAM:Society of Indian Automobile Manufacturers)の発表によると、二輪／三輪／四輪車を含む自動車の11月の国内合計販売台数は103万7133台と、昨年同月の71万1363台に比べ46％増加した。
エコノミック・タイムズ、インディアン・エクスプレス、ヒンドゥー・ビジネス・ライン、ビジネス・スタンダード、ザ・ヒンドウーが12月8／9日報じたところによると、国内自動車販売は、今会計年度に入って以来、5月と9月に一桁成長を記録したのを除き、二桁成長が続いている。
自動車の11月の合計輸出台数は昨年同月比25.12％増の18万3097台をマークした。取り分け商用車(commercial vehicle)の輸出が77％と、最高の伸びを記録、以下、二輪車輸出が33％、乗用車両(passenger vehicle)のそれが16％と続く。しかし三輪車の輸出はマイナス成長を記録した。
乗用車両の国内販売台数は16万6653台と、前年同期の10万66台に比べ66.54％と、2004年2月に記録された73.1％に次ぐ、過去6年来最高の伸びを記録した。乗用車(passenger car)の国内販売台数は昨年同月の8万3121台から11万3687台に36.7％増加した。輸出も含めた乗用車の販売台数は昨年同月比60.83％増の13万4000台を記録した。
商用車の国内販売台数に至っては昨年同月の2万631台から4万847台に98％増加、10月の52％の伸びを遙かに上回った。取り分け中大型商用車の販売台数が8325台から1万9369台に132.66％の急増を見た。
11月の国内二輪車販売台数は昨年同月の56万7502台から79万613台に39.3％、モーターサイクルのそれは同43万1171台から61万4274台に42.4％、自動三輪車のそれは2万3159台から3万9020台に68.45％、それぞれ増加した。
比較の対象になる昨年同期の販売成績が低調だったことに加え、低金利が消費者の購買意欲に拍車をかけたものと見られる。