【ムンバイ】海外需要の軟化と搾油工場からの供給が逼迫していることから、11月の油粕輸出は昨年同月比49%の落ち込みを見た。
ビジネス・スタンダードが12月5日、インド溶媒抽出産業協会(SEAI:Solvent Extractors Association of India)の発表を引用し伝えたところによると、11月の油粕輸出は昨年同月の67万8169トンから34万6859トンに下降した。
今年初8ヶ月(2009/4-11)の油粕輸出は、前年同期の330万トンから190万トンに44%減少した。
農民が値上がりを期待して出荷を控えたことから国内の脂肪種子加工工場の稼働率は低水準にとどまっていると言う。