【ハイデラバード】経営難に陥った国営肥料会社を再建する努力の一環として、政府は原料供給やその他の問題で過去数年操業を停止している化学肥料会社8社を競売にかける可能性を検討している。
ヒンドゥー・ビジネス・ラインが12月4日伝えたところによると、肥料局(DOF:Department of Fertilisers)のS. Krishnan次官は、インド肥料協会(FAI:Fertilisers Association of India)主催の年次セミナーの会場で、以上の消息を語った。それによると、これらの工場が操業を再開するなら、肥料の自給体制確立に大いに役立つ。検討対象には、アンドラプラデシュ州のRamagundam工場も含まれている。
政府はこれらの工場の操業を再開させるため、様々なオプションを検討しており、先ず、他の公共企業に全べて、もしくは部分的な権益の買い取りを求めることが考えられる。この方法が機能しない場合には、民間企業の管理に委ねることになるが、その際、透明で公正な方式として公開入札を募集する可能性が高い。これらの企業の再建には各3000~4000クロー(US$6.51億-8.68億)を必要とし、原料供給リンケージを確保することが成否を占う鍵になると言う。