【ニューデリー】インド政府は国内の風力発電設備能力を2022年までに現在の2倍の2万MW(メガワット)以上に拡張する。
エコノミック・タイムズが11月27日伝えたところによると、Farooq Abdullah新・再生可能エネルギー相は、インド商工会議所協会(Assocham:Associated Chambers of Commerce and Industry of India)の催し物会場でマスコミに以上の計画を語った。それによると、現在国内の再生可能エネルギーの設備能力は1万3300MWで、内、風力発電が1万500MWとなっている。
この他、政府は、第11次五カ年計画(2007-2012)期間の終了までにソーラ発電能力を1300MW追加する方針だが、向こう3年間に同目標を実現するには計画を加速する必要がある。
政府はジャワハルラル・ネール全国ソーラ計画(Jawaharlal Nehru National Solar Mission)の下、2022年までに、送電網に接続したソーラ発電能力を2万MWに、また送電網に接続していないソーラ発電能力を2000MWに、ソーラ・パネルの設置面積を延べ2000万平米に、それぞれ拡大する方針を決めている。