2009-12-01 ArtNo.42910
◆グジャラート州政府の新政策でアルミナ事業2件加速
【アーマダバード】グジャラート鉱業開発公社(GMDC:Gujarat Mineral Development Corporation)は、米国拠点のAlu Chem Inc(ACI)及びAshapura Minechem Ltd(AML)と、各年産100万トンのアルミナ製錬合弁契約を結んでいるが、グジャラート州政府鉱工業部が最近採用した新政策により、総投資額4400クロー(US$954.8m)のこれら2件のプロジェクトが加速する見通しだ。
ビジネス・スタンダードが11月26日伝えたところによると、グジャラート州鉱工業部は、同州内で発見されたボーキサイト(アルミナ製錬の主要原料)鉱脈は、これまでに探査権(PL:Prospecting License)もしくは採掘権(ML:Mining Lease)が発給されたものを除き、全てGDMCの管理下に置く方針を決めた。
ACIはJamnagar県で、AMLはKachchh県で、それぞれ合弁事業を進める計画で、GMDCは両プロジェクトに各26%出資する。
州政府が導入した新政策はこれらのプロジェクトを加速させるものと見られる。GMDCはいずれも向こう2年内に立ち上げることを目指している。
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