2009-11-27 ArtNo.42899
◆Astonfield、一連の太陽光発電プロジェクト準備
【ハイデラバード】Astonfield Management Incが完全出資するニューヨーク拠点のAstonfield Renewable Resources Ltd (ARRL)は、西ベンガル州/アンドラプラデシュ州/ラジャスタン州/ビハール州/カルナタカ州を含むインド各地に一連の太陽光発電(solar photo voltaic power generation)プロジェクトを展開する計画だ。
ヒンドゥー・ビジネス・ラインが11月24日報じたところによると、APRLのAmeet Shah共同会長兼MDは、このほど以上の方針を明らかにした。それによると、APRLはアンドラプラデシュ州Anantapur県Kadiriには500MW(メガワット)のソーラSPV(solar photo voltaic)発電施設を設ける。ARPLは第1期分として先ず100MWの発電施設を設ける工事に間もなく着手する。アンドラプラデシュ工業インフラ開発公社(Andhra Pradesh Industrial Infrastructure Development Corporation)が最近主催したSolarcon会議の席上、APRLはKadiriのSolar City Industrial Park内の600エーカーの土地を割り当てられた。
APRLは新・再生可能エネルギー省から西ベンガル州Bankuraに5MWのSPV発電施設を設ける認可も得ている。5MW発電施設の建設工事は既に開始されている。
インド政府は『ジャワハルラル・ネール全国ソーラ計画(JNNSM:Jawaharlal Nehru National Solar Mission)』の下、2022年までに送電網に接続した太陽発電の設備能力を2万MWに拡大する目標を掲げており、APRLは主要な役割を担う方針だ。
SPV発電のコストは数年内に系統(grid)電力価格以下に下降する見通しだが、政府の奨励措置はこうした方向に弾みをつける重要な契機になる。APRLもインド政府のこうした積極的姿勢に励まされ、大規模投資を行う方針を決めたと言う。
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