2009-11-24 ArtNo.42887
◆3G入札、1月実施、新周波数域の使用は6月以降に
【ニューデリー】国防省が1920 MHzから1980 Mhzまでの周波数帯の内25MHzの周波数域を12月7日までに明け渡すことを認めたことから、第三世代(3G)周波数域割当入札を1月に予定通り行えることになったが、落札者が同周波数域を実際に使用できるのは2010年6月以降になる。
ビジネス・スタンダードとエコノミック・タイムズが11月21/23日伝えたところによると、国防省は代替光ファイバー・ケーブル(OFC)網の敷設と、同ケーブル網敷設工事の実行をモニターするメカニズムを準備することを条件に25MHzの周波数域を民間に移管することを認めた。このため全ての通信管区における4スロットの入札が1月に同時に行えることになった。
電気通信局(DOT)のP J Thomas次官が国防省のPradeep Kumar次官に宛てた11月18日付け書簡によると、軍が現在使用している周波数域を明け渡すには時間がかかり、民間企業が実際に利用できるのは6月以降になる。DOTは国営電話会社Bharat Sanchar Nigam Limited(BSNL)に対し、当初予定の3年半の工期を3年に短縮し、陸海空軍にタイムリーに代替OFCネットワークを提供するよう指示した。OFCネットワークの敷設コストは1万クロー(US$21.7億)と見積もられる。
Pranab Mukherjee蔵相が座長を務める特別閣僚グループ(EGOM:empowered group of ministers)は11月19日の会議で以上の方針を承認したと言う。
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