2009-11-20 ArtNo.42877
◆三星電子、チェンナイ工場でスプリットエアコンの製造開始
【チェンナイ】Samsung India Ltd(SIL)は17日、タミールナド州Chennai近郊Sriperumbudurの工場に増設したスプリット・エアコン製造ラインの操業を開始したと発表した。SILはこれまで同工場でLCDテレビ、平面/薄型カラー・テレビジョン、フロント・ローディング洗濯機、カラー・モニター等を製造して来た。
ザ・ヒンドゥー、ビジネス・スタンダード、ヒンドゥー・ビジネス・ライン、エコノミック・タイムズが11月18日報じたところによると、2007年11月に操業を開始した同工場は、三星電子(Samsung)が全世界に設けた5番目のエアコン製造施設になった。
Samsung Southwest AsiaのJung Soo Shin社長兼CEOによると、新生産ラインの月間製造能力は5万台。今年のSILのエアコン販売台数の65%をスプリット・エアコンが占めるものと見られる。同社は今年末までに年間240万台と見積もられるインド・エアコン市場の20%のシェアを占めることを目指している。新生産ラインは南部と西部の需要に応じる。南部は国内スプリット・エアコン販売の最大のシェアを占めている。
SILはこれ以前にSriperumbudur工場に1億米ドルを投じると発表したが、これまでに既に3000万米ドルを投資した。残る7000万米ドルは今後2年間に投資される。現在同工場は直接320人を雇用している他、間接に450人に就業機会を提供している。同社がウッタルプラデシュ州Noidaに設けた工場ではCTV、LED/LCDテレビジョン、携帯電話端末、冷蔵庫、洗濯機が製造されていると言う。
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