【ニューデリー】国際連合工業開発機関(UNIDO:United Nations Industrial Development Organisation)は、インド政府と、首都圏(NCR:national capital region)とジャールカンド州Jamshedpurにおいて実行し成功を収めた『自動車部品メーカーのためのビジネス・パートナーシップ・プログラム』を一層拡大する問題を話し合っている。
インディアン・エクスプレスが11月18日、Unidoのステートメントを引用し伝えたところによると、このほど完了した第2次ビジネス・パートナーシップ・プログラム(BPP)は、インド国内の中小企業120社を対象に行われた。Unidoは今回の成功に乗じ2010年も引き続きインドの自動車部品業界を対象にした新BPPを進める方針だ。Unidoは、BPPを北部と東部の他のクラスターを対象に進める問題を、重工業省と協議している。
UnidoはBPPの下、自動車部品製造業者協会(ACMA:Automotive Component Manufacturers' Association)と提携し、2002~2009年の6年間にわたり、自動車部品業界の中小企業がその競争力を高め、全国的、さらには国際的なサプライチェーンに加わるよう支援を提供して来た。BPPは、この間、産業政策振興局(DIPP:Department of Industrial Policy and Promotion)と重工業省の財政・金融支援を受けたと言う。