2009-11-20 ArtNo.42871
◆Bharat Forge、電力事業にUS$108.5億投資
【ニューデリー】Kalyani Groupの旗艦Bharat Forge Ltd(BFL)は電力事業に5万クロー(US$108.5億)を投じ、今後10年間に1万MW(メガワット)の発電施設を設ける計画だ。
デカン・ヘラルド、インディアン・エクスプレス、エコノミック・タイムズが11月16/17日、業界筋の消息として伝えたところによると、BFLは自動車コンポーネント・ビジネスへの過度な依存を是正するため他の資本財部門に事業を多角化することを計画、取り分け電力部門への進出に強い関心を寄せている。同社は、グジャラート州、マハラシュトラ州、アンドラプラデシュ州、タミールナド州に発電所を設けることを計画、アンドラプラデシュ州とタミールナド州については海岸線に照準を合わせている。1MW当たりの投資額を5クロー(US$108万)とすれば、1万MWの目標を実現するには5万クローを投資する必要がある。
BFLのBaba Kalyani会長兼MDによると、インドの電力部門が向こう数年8~10%の成長を遂げるとすれば、2031-32年までに80万MWのキャパシティーが追加される。BFLはインド電力部門が同目標を実現する上で直面するいくつかの問題を解消するために、大規模な投資を行う用意がある。BFLは、1年内にグジャラート州かマハラシュトラ州に6500クロー(US$14.11億)を投じ1320MWの最初の火力発電所を設ける計画と言う。
消息筋によると、BFLはグループ企業を通じて独自にに計画を実行する方針で、公開公募(intial public offer)も検討しているが、戦略パートナーと手を組む可能性も存在すると言う。
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