2009-11-17 ArtNo.42862
◆国内初のIT投資地域プロジェクトが6ヶ月以内に離陸
【バンガロール】面積40平方キロの『バンガロール=バンガロール国際空港会社情報技術(IT)投資地域(Bangalore-BIAL IT Investment Region)』プロジェクトが6ヶ月以内に離陸する。
ザ・ヒンドゥーが11月12日伝えたところによると、11日に催された第12回バンガロールITビズ(Bangalore IT.biz)の会場で、Katta Subramanya Naidu情報技術相は以上の消息を明らかにした。それによると、カルナタカ州のDevanahalli及びDoddaballapur両郡を跨ぐ地域に公共民間協力(PPP:Public Private Partnership)コンセプトに基づき開発される国内初のIT投資地域(ITIR:IT Investment Region)には、IT産業、IT対応サービス(ITES)、電子ハードウェア産業が必要とする全ての施設と環境が備えられる。
カルナタカ州電子産業開発公社(KEONICS:Karnataka State Electronics Development Corporation Ltd)は、技術・経済予備事業化調査報告を作成するコンサルタントを選考するため、最近関係方面に入札意向書(Expressions of Interest)の提出を求めた。
インド中央政府は、IT関連の潜在投資家にレディーメードのインフラを提供するためITIRスキームを導入する方針を決め、2008年5月に関係通達を行った。同スキームの下、州政府はITIR内の電気/上水/道路/交通手段/下水/廃水処理等の公益施設やその他の物的インフラを整備する責任を負う。
東南アジアと中国は、世界の電子ハードウェア生産の92%のシェアを占めているが、インドのシェアは1%に過ぎない。こうした中でカルナタカ州政府は州内に各1000エーカー以上の4つの電子製造ハブを開発している。IT業界は、農村部におけるBPO(business process outsourcing)センターの開発を促進するカルナタカ州政府のイニシアチブに積極的に呼応すべだと言う。
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