2009-11-13 ArtNo.42851
◆XCyton、DNAマクロチップ販売パートナー物色
【ハイデラバード】目下、呼吸器疾患と多剤耐性疾患用の2種類のDNAマクロ・チップ(DNA macro chip)の開発に取り組んでいるカルナタカ州Bangalore拠点の分子診断製品会社XCyton Diagnosticsは、国内市場と海外市場においてこの種の製品のマーケッティングを引き受けるパートナーを物色している。
ヒンドゥー・ビジネス・ラインが11月11日伝えたところによると、XCyton DiagnosticsのB.V. Ravi Kumar重役(MD)はこのほど当地で催された『国際学術会議 International Knowledge Millennium Conference』の会場で同紙に以上の消息を語った。それによると、DNAマクロ・チップは同時に多くの病原体をふるいにかけ検査することができる。呼吸器疾患用チップは来年7月までに、多剤耐性疾患用チップは2010年11月までに、それぞれ発売する予定だ。
DNAマクロ・チップの世界市場規模は20億米ドルにのぼり、XCytonは6時間以内にサンプルを抽出しDNA診断を完了できる眼病検査マクロチップ・キットを既に完成させている。国内市場規模に関しては正確な調査を行っていないが、200クロー(US$4340万)前後と予想される。
この他、XCytonは、科学工業研究会議(CSIR: Council for Scientific and Industrial Research)から新ミレニアム・インド・テクノロジー・リーダーシップ・イニシアチブ(NMITLI:New Millennium Indian Technology Leadership Initiative)の下、6.7クロー(145万)のソフト・ローンを提供され、3種類の検査キットの開発を進めており、その1つ、敗血症の検査キットの臨床試験を2010年半ばに行うことを目指している。他の2つは抗生物質耐性疾患と急性脳炎の検査キット。
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