【コルカタ】西ベンガル州政府は10月29日、中央政府と、同州に『石油・化学・石油化学投資地域(PCPIR:proposed petroleum, chemical and petrochemical investment region)』を開発する計画の重要な一環を成す、待望の『Nayachara島化学ハブ計画』覚書に調印した。
エコノミック・タイムズが10月30日伝えたところによると、インドネシアのSalim Group/デリー拠点の不動産会社Unitech Ltd/シンガポール拠点の非居住インド人(NRI)企業Universal Success(Prasoon Mukherjee社長)の合弁に成るNew Kolkata International Development (NKID)が、『Nayachara島化学ハブ計画』の事業主体を務め、中央政府は第11次五カ年計画期間に同事業のインフラ整備に2508クロー(US$5.44億)を投資する。
西ベンガル工業開発公社(WBIDC:West Bengal Industrial Development Corporation)のNandini Chakravorty常務理事(ED)によると、中央政府は今年2月にプロジェクトを認可しており、今回の覚書調印は同認可を公式に文書化したもの。中央政府化学・石油化学部のNeel Kamal Darbari次官補と西ベンガル州政府商工部のSabyasachi Sen次長がこの日覚書に調印した。