NNNNNNNNNNNNNNNN
SEAnews SEA Research, BLK 758 Yishun Street 72 #09-444 Singapore 760758
India Front Line Report
SEAnews Issue:monthly
tel:65-87221054
NNNNNNNNNNNNNNN
2009-10-30 ArtNo.42798
◆9月の中核インフラ産業成長率4%に鈍化
【ニューデリー】今年8月に7.8%(当初発表の7.1%から上方修正)の目覚ましい復調を見た中核インフラ産業の9月の成長率は、主に石炭とセメント生産の伸び鈍化に祟られ、4%(4%:括弧内は昨年同期の数字、以下同様)に再び減速した。
エコノミック・タイムズ、ビジネス・スタンダード、ザ・ヒンドゥー、デカン・ヘラルド、インディアン・エクスプレス、ヒンドゥー・ビジネス・ラインが10月28/29日伝えたところによると、アナリストらは、これにより9月の工業生産指数(IIP)が二桁成長を遂げる可能性は遠のいたと評している。中核インフラ産業6業種(セメント/石炭/鉄鋼/電気/原油/石油精製)はIIPの26.7%の比重を占める。
商工省が28日発表したところによると、石炭とセメントの生産は8月には各12.9%と17.6%の伸びを見たが、9月の伸びは石炭6.5%(11.2%)、セメント同じく6.5%(8.1%)と何れも半減した。また炭素鋼完成品は-0.4%(2.1%)、原油も-0.5%(-0.4%)とマイナス成長を記録、昨年同期の伸びにも及ばなかった。しかし電力は7.5%(4.4%)、石油精製は3.45%(2.8%)と、これら2部門のみが昨年同期の伸びを上回った。9月のインフラ中核産業の低調な伸びは、景気回復に対する期待に水を差す形になった。
この結果、中核インフラ産業の年初6ヶ月(2009/4-9)の成長率は5%(3.4%)と、昨年同期に比べ改善した。部門別に見ると、石炭は11.6%(8%)、セメントは12.3%(5.5%)、電気は6.8%(2.6%)、炭素鋼完成品は3%(3.3%)、原油は-1.25%(0.8%)、石油精製は-3.6%(4.5%)と、石炭/セメント/電気の3部門の伸びが前年同期を上回ったが、残る3部門の伸びは下回った。
信用格付け会社Rating Information Services of India Ltd(CRISIL)のDharmakirti Joshi主任エコノミストによると、中核インフラ産業は極めて不安定な伸びを見せており、9月のIIP成長率が8月の10.4%に続き二桁成長を記録する望みはなくなった。とは言えより長い周期で見れば、上昇基調にあることは窺えると言う。9月のIIP成長率は11月12日に発表される予定だ。
[Your Comments / Unsubscribe]/[您的意见/退订]/[ご意見/配信停止]
Please do not directly reply to the e-mail address which is used for delivering the newsletter.
请别用递送新闻的邮件地址而直接回信。
メールをお届けした送信専用アドレスには返信しないで下さい。
SEAnews 掲載記事の無断転載を禁じます。すべての内容は日本の著作権法並びに国際条約により保護されています。
Copyright 2003 SEAnews® All rights reserved. No reproduction or republication without written permission.