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2009-10-30 ArtNo.42797
◆中央政府、インフラ投資目標をUS$940億下方修正
【ニューデリー】計画委員会(Planning Commission)は12月の中期見直しにおいて第11次五カ年計画期間のインフラストラクチャー投資目標額を5140億米ドルから4200億~4500億米ドルに940億~640億米ドル下方修正する。これは主に幹線道路や港湾建設プロジェクト投資が大幅に減少した上、銀行の融資条件を満たす公共民間協力(PPP:public-private partnership)プロジェクトが極めて少ないため。しかしアナリストらは4200億~4500億米ドルにしても依然として到達し難い目標と評している。
インディアン・エクスプレスが10月29日伝えたところによると、政府オフィシャルはこのほど以上の消息を語った。このことは世界経済危機に伴う民間部門投資の落ち込みが政府の景気刺激策によて補填され、政府のインフラ投資の一層の拡大をもたらすことを意味する。
インフラ投資目標額は第10次五カ年計画の2220億米ドル(2006-07年GDPの5%)から第11次五カ年計画の5140億米ドル(2011-12年GDPの9%)に引き上げられた。
計画委員会は今年12月までに中期見直しを完了し、その時までには下方修正の具体的額が明らかになるが、4500億米ドル以上のインフラ投資は望めない。民間部門の低調なパフォーマンスは主に道路プロジェクトの遅れによる。
国際会計会社PricewaterhouseCoopers (PwC)のAmrit Pandurangi重役(税務担当ED)は「下方修正後の4000億米ドル余の目標が実現できれば、極めて喜ばしいニュースだが、昨今の景気後退と過去2年間のPPPプロジェクトの大幅な遅れを考えるなら、極めて達成困難な目標」と指摘した。
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