【ニューデリー】インド国民会議派(INC:Indian National Congress)は2009年国会下院選挙における勝利の弾みを依然保っており、マハラシュトラ州では三期連続政権を維持、アルナチャルプラデシュ州では地滑り的大勝利を実現、ハリヤナ州では過半数議席には届かなかったものの、政権維持の望みをつないだ。その反面、インド人民党(BJP:Bharatiya Janata Party)を初めとする野党連合は予想外に不振な結果に終わったようだ。
ヒンドゥー・ビジネス・ライン、ビジネス・スタンダード、インディアン・エクスプレス、ザ・ヒンドゥーが10月23/25日伝えたところによると、マハラシュトラ州ではINC/民族主義会議派(NCP:Nationalist Congress Party)連合が144議席(INC82/NCP62)、BJP/シバ軍団(SV:Shiv Sena)連合が90議席(BJP46/SV44)、マハラシュトラ州復興軍団(MNS:Maharashtra Navnirman Sena)が13議席をそれぞれ獲得した。
アルナチャルプラデシュ州の途中経過は、全60議席中、INCが42議席、BJPが6議席、NCPが6議席をそれぞれ獲得した。
ハリヤナ州も途中経過だが、INCが40議席、インド国民大衆党(INLD:Indian National Lok Dal)が32議席、BJPが4議席を、それぞれ獲得した。