【グルガオン】ハリヤナ州Gurgaon-Manesarの自動車産業地帯では、日曜にRico Auto Industries Ltd(RAIL)の従業員の衝突で一人が死亡、危機的状況に陥ったが、月曜も緊張状態が続いた。
ヒンドゥー・ビジネス・ラインとエコノミック・タイムズが10月19日、グルガオン警察のS. S. Dedwal署長の言として伝えたとことによると、日曜の夕刻、スト決行中の労働者と職場復帰を望む労働者の間に衝突が生じ、1人が死亡、少なくとも6人が負傷した。RAIL労働者は、労組の承認と待遇改善を求め9月21日からストを行っており、労組スポークスマンによると、約3000人の労働者の内1700人がストに参加している。月曜も約200人の労働者が工場ゲート前を固め、工場の操業再開阻止を図った。労組側は衝突事件発生の責任は会社側にあるとしている。
同地区では、Sunbeam AutoとHonda Motorycles and Scooters India(HMSI)も、労働争議に直面しており、Sunbeam Autoの労働者は労組の代表権強化を、HMSI労組は賃上げを要求している。インド自動車産業労働者の大多数は未組織で、全インド労働組合会議(AITUC:All India Trade Union Congress)が労働者の組織に努めている。