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2009-10-16 ArtNo.42760
◆首相、ナクサルとテロリストを区別
【ムンバイ】Manmohan Singh首相は日曜(10/11)、軍隊を動員して毛派武装集団Naxalを掃討する可能性を否定する一方、暴力路線を放棄さえすれば、Naxalとの話し合いに応じる政府の姿勢を確認した。
インディアン・エクスプレスが10月12日伝えたところによると、10月13日の州議会選挙を前に国民会議派及び連立与党支持者との会合に出席した後記者会見した首相は、ナクサリズム(Naxalism)が国内治安の最大の脅威とする一方、ナクサルをテロリストと決めつけることを否定した。それによると、ナクサルは非合法活動予防法(UAPA:Unlawful Activities Prevention Act)下の非合法組織だが、政府には常に話し合う用意があり、また同派の掃討に軍を投入する考えはない。しかし国内において武力を用いて政治目的を実現することは決して認めず、武力放棄が話し合いの条件になる。首相はナクサルの脅威に対処するためあらゆる手だてを尽くすとし、数ヶ月以内にこうした努力の成果が現れるとの見通しを示した。
ちなみに地元紙は、ナクサル・グループによる政治組織幹部や民間人の殺害、鉄道、通信設備の破壊、車輌の放火等の事件を連日報じている。
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