【ニューデリー】新探査ライセンス政策下の第8次入札(Nelp-VIII)に対する投資家の反応は冷淡で、オファーされた70ブロック中36ブロックのみに76件の入札がなされた。
エコノミック・タイムズ、ビジネス・スタンダード、ヒンドゥー・ビジネス・ライン、インディアン・エクスプレス、ザ・ヒンドゥーが10月12/13日、石油天然ガス省探査事業部のD N Narasimha Raju次官補の発表を引用し報じたところによると、外国勢では僅かにオーストラリアのBHP Biliton、英国のBG及びCairn Energyの名が見られたのみで、地元のReliance Industries Ltd(RIL)も石油/ガス鉱区入札には欠場、炭層メタン鉱区1ブロックのみに入札した。この結果、国営石油ガス開発会社Oil and Natural Gas Corporation (ONGC)がほぼ3分の1のブロックを手に入れた。
世界的な景気の後退、Ambani兄弟のガス紛争、オイル掘削設備の不足等がこうした投資家の冷淡な反応の背景になっているものと見られる。