NNNNNNNNNNNNNNNN
SEAnews SEA Research, BLK 758 Yishun Street 72 #09-444 Singapore 760758
India Front Line Report
SEAnews Issue:monthly
tel:65-87221054
NNNNNNNNNNNNNNN
2009-10-09 ArtNo.42728
◆AT&T/Telstra/SK Telecom、インド市場進出目指す
【ニューデリー】Tata及びAV Birlaとの3社合弁事業Idea Cellularから撤退したAT&Tや、2000年にModi Telstraの49%権益を売却したオーストラリア企業Telstraが、インドテレコム市場への捲土重来を目指している他、年商120億米ドルの韓国企業SK Telecomも、第3世代(3G)移動体通信及び広帯域ワイヤレス(BWA)周波数域入札を通じインド市場進出を図っている。
インディアン・エクスプレスが10月7日伝えたところによると、2Gモバイル・スペースから撤退したAT&Tは、今会計年度中に実施されるものと見られる3G入札を通じ、3Gスペースのみへの復帰を目指すことになる。電気通信局(DOT)オフィシャルはAT&Tが、3G周波数域入札に関心を寄せ、同局に接触したことを確認した。しかしAT&Tスポークスパースンはこの点に関してコメントを控えた。同社は2005年にIdea Cellularの33%権益を2万5000米ドルほどで売却したが、今や同権益の価格は30億米ドルを超えている。Telstra筋によると、同社はBWA周波数域のみに入札する見通しだ。
AT&T/Telstra/SK Telecom3社以外の潜在的3G/BWA周波数域入札者は、何れも既にインドにプレゼンスを築いている。VodafoneはVodafone-Essarの33%権益を、マレーシアのMaxisはAircelの74%権益を、Telekom MalaysiaはIdea Cellularの15%権益を、SingTelはBharti Airtelの30%余の権益を、ノールウェイのTelenorはUnitech Wirelessの67.25%権益を、アラブ首長国連邦のEtisalatはEtisalat DBの45%権益を、それぞれ保持している。
一方、インディアン・エクスプレスが5日報じたところによると、Bharti Airtelの南アフリカ・テレコム企業MTN権益買収計画の破談は、インド・テレコム産業にとって大きな後退と言えるかも知れないが、インド電気通信監督局(TRAI:Telecom Regulatory Authority of India)は、テレコム産業の合併買収(M&A)を促進する一連の提案を政府に提出する見通しで、来月にも同業界のM&Aが活発化するものと予想されると言う。
TRAIが予定する主要な提案とは、電話会社が同一電信管区内の他社の10%以上の権益取得を禁じた条文と、同一電信管区内の電話会社が合併後40%以上の市場シェアを占めることを禁じた条文の撤廃。これらの条文は、市場独占を阻止することを目指したものだが、インドのテレコム市場は既に成熟度を増しており、こうした規制がなされなくても十分な競争環境を維持できる。むしろ市場の再編統合こそが今、最も必要とされると、TRAIは見ている。
[Your Comments / Unsubscribe]/[您的意见/退订]/[ご意見/配信停止]
Please do not directly reply to the e-mail address which is used for delivering the newsletter.
请别用递送新闻的邮件地址而直接回信。
メールをお届けした送信専用アドレスには返信しないで下さい。
SEAnews 掲載記事の無断転載を禁じます。すべての内容は日本の著作権法並びに国際条約により保護されています。
Copyright 2003 SEAnews® All rights reserved. No reproduction or republication without written permission.